死んだ山羊の墓6
雑なこと言ってんなと思って1回下げたけど、もう1回読んだら「情動……」だったのでもう1度出します。
みんなどうやって正気を保ってる?このろくでもない世の中でよ……。興味のないもの、好きじゃないものばかりが礼賛されているのが私は辛い。しかしある人が言いました。
「どんなものにも良さはある、訓練をすればその良さを見つけられる」
うるせ〜〜好きでもないものの良さを見つけて皆とニコニココミュニケーションする、それはただの処世術だ。自分向けに作られていないこの社会でうまくやっていくために自分の凸凹を削いでツルツルにしてベルトコンベアで死に向かうことの推奨か?
私は凸凹のまま暮らしたいんだよ。
これらの事から、どんな人生にも生きる価値など無いという事が分かってくる、だって誰しもが99パーセントの自分と合わないものの中でそうやって生きているからだ。そうじゃ無いという人は「自分の凸凹を削いでツルツルにした人」あるいは「めちゃくちゃ痛みに鈍感な人」だ。前者は完全に悲劇だし、後者はもっと悪い、そういう人は他人に痛みを与えることにも鈍感で、世界をより「生きる価値の無い世界」にすることに貢献している。
私が「滅びましょう」と事あるごとに言う理由の1つはこの辺にある。ただしこれには「『自分の辛い事』を一般化した上での結論にすぎない」という批判があると思う、それに対しては拙著「苦痛の濁水」にて答えているので読むように(無い)。終わりです。